＜日に流れて橋に行く＞日本橋舞台のマンガが誠品生活日本橋とコラボ 藍染めのマスク、手拭い グッズ続々
女性マンガ誌「クッキー」（集英社）で連載中の人気マンガ「日に流れて橋に行く」と東京・日本橋にある台湾発のカルチャー体験型店舗・誠品生活日本橋がコラボしたイベントが、8月7日から同店で開催中です。
会場は、マンガの舞台となる日本橋の老舗呉服店・三つ星をイメージした装飾が施され、複製原画を展示されています。
「日に流れて橋に行く」は、マンガ家ユニット・日高ショーコのマンガ。明治末期の東京・日本橋を舞台に、老舗呉服店・三つ星が百貨店に変遷していく流れを描いています。
描き下ろしイラストパネルや、「日に流れて橋に行く」の複製原画など
フェア期間中、約870坪の誠品生活日本橋フロアに日高の描き下ろしイラストパネルや、「日に流れて橋に行く」の複製原画、同作の執筆にあたって日高が参考にしたという書籍の数々などを展示。書籍はそのまま店舗にて購入することも可能です。またパネルには、日高が店舗を訪れた際に描いたイラストやメッセージも添えられています。
「日に流れて橋に行く」オリジナルグッズとしてマスクと手ぬぐいを販売
コラボイベントでは、作中で三つ星が藍染めの反物や手拭いを販売して人気を博すことにちなみ、藍染めの反物を使用したマスクや手拭いを販売します。会場には、三つ星呉服店の家紋が入った暖簾や描き下ろしイラストのパネルが登場します。
マスク、手ぬぐいはともに藍染の反物で、国内外の有名ブランドとコラボしている藍師・染師のBUAISOUが藍染、手ぬぐい専門のブランドなどを手がけるナカニが生地の手配と縫製、現代装飾家の京森康平がデザインを担当しました。
マスクと手ぬぐいにデザインされた柄は人々が賑やかに祭を楽しんでいる様子を表現した「カミニギワイ」。人と人が集まって交流することが難しくなった昨今だからこそ、せめて柄の中だけでもと、祭りを楽しむ人々が描写されており、描かれた人物たちの舞で疫病が鎮まるようにという願いも込められています。
なお店舗で対象商品を税込5000円以上購入した人には、描き下ろしイラストを使ったしおり4種1組、税込1万円以上購入した人にはしおりと描き下ろしイラストを使用したA4サイズのオリジナルペーパーがプレゼントされる。マスクと手ぬぐいはジャンプキャラクターズストアでも販売中です。
Cookie（集英社）にて連載されている「日に流れて橋に行く」は、明治末期の東京・日本橋を舞台に、老舗呉服店・三つ星が百貨店へと変遷していく流れを描いた物語。少年ジャンプ＋では、「日に流れて橋に行く」290ページ分を8月31日まで無料公開しています。
「日に流れて橋に行く」作者の日高ショーコさんのコメント
明治末期は今の私たちの生きる時代に似ている、と思ったことが「日に流れて橋に行く」を描くきっかけでした。まさにその舞台である日本橋で、しかも誠品生活日本橋さんで、このような展示の機会をいただけるとは……！ とてもうれしく光栄に思います。今回、作中のエピソードに登場した「藍染め」を使い、（作中の三つ星呉服店のように）今の時代を捉えた素晴らしい「商品」を作っていただきました。コロナ禍の今を生きる私たちにはお守りのような存在になるすてきな品だと思います。客としてお店を訪ねて、買い物をすることを今から楽しみにしております。
展示会は9月11日まで。
開催場所：誠品生活日本橋
開催期間：8月7日（金）〜9月11日（金）
開催時間：11時〜19時
