パラミタミュージアム所蔵棟方志功 幻の肉筆画展





棟方志功は、明治36年、青森の鍛冶職の家に生まれました。他の仕事のかたわら、独学で絵の勉強を続けていた時に出会った、ゴッホの「ひまわり」の複製画に深い感銘を受け、画家になる決心をしました。

21歳の時に、志をたてて上京。苦労を重ねながらも、画家への情熱を失わず、上京して5年後、油彩画が難関の帝展に入選しました。その後、版画家・川上澄生氏の作品に心を動かされ、版画の道を歩き始めました。版画家としては、昭和27年スイスで開かれた第2回国際版画展での優秀賞を皮切りに、数々の国際美術展で最高賞を受賞。「世界の棟方」として海外でも知られるようになりました。
本展では、棟方と同郷で長年交流のあった京都の個人邸宅に残されていた、肉筆による建築装飾画を中心に約50点をご紹介いたします。棟方は、病に倒れた旧所蔵家を励ますために、邸内のあらゆる場所に自由奔放に絵筆を走らせました。襖や納戸の扉、板戸などに描かれた水墨や彩色絵画は、棟方が60歳を過ぎた円熟期の昭和40年頃の作品と考えられています。個人邸宅に描かれた作品のため、今までは人の目に触れることがほとんどなく、知る人も少なくなっていました。これらの貴重な作品は、2010年より三重県のパラミタミュージアムに所蔵され、本展が関東での初公開となります。さらに今回は、これに合わせ、「二菩薩釈迦十大弟子図」と改刻前「二菩薩図」を揃えて特別展示いたします。知られざる棟方芸術の神髄をご堪能ください。

パラミタミュージアム所蔵棟方志功 幻の肉筆画展

パラミタミュージアム所蔵棟方志功 幻の肉筆画展

パラミタミュージアム所蔵棟方志功 幻の肉筆画展
2月8日~2月19日
新館7階ギャラリー
 
 

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