すべては、日本の芸術文化の研究と発展のために。三菱創業の岩崎家四代が集めた、国宝12点を含む秘蔵コレクションが登場。
三菱一号館美術館開館10周年記念のひとつとして「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」が開催されます。
岩崎彌太郎や彌之助、久彌そして小彌太。彼らの名前を耳や目にすれば、「三菱」を創業した岩崎家の人々とおわかりかもしれません。彼らは文化財に多大な関心を抱き、当時の学者や芸術家とも交流し、折をみて収集しました。すべては日本の芸術文化の研究と発展のために。収集は、社会に貢献する広い視野をもって行われており、収集品は現在、静嘉堂と東洋文庫に収蔵されています。
本展では、初代岩崎彌太郎から小彌太に至る、芸術文化の研究・発展を通じた社会貢献の歴史をたどります。静嘉堂、東洋文庫が所蔵する国宝12点、重要文化財31点を含む美術工芸品、古典籍などに加え、三菱経済研究所他の所蔵作品をあわせて貴重な作品群100点余りが展示されます。
三菱一号館美術館で、静嘉堂と東洋文庫の所蔵品が一堂に会する貴重な機会となる展覧会です。
三菱の至宝展の概要
三菱を創業し、4代にわたり社長をつとめた岩崎彌太郎、彌之助、久彌、小彌太は文化財に多大な関心を抱き、その収集品は現在、それぞれ静嘉堂と東洋文庫に収蔵されています。 彼らは当時の学者や芸術家とも交流し、その収集の態度は社会に貢献する広い視野をもったものでした。
本展では、初代岩崎彌太郎から小彌太に至る、芸術文化の研究・発展を通じた社会貢献の歴史をたどりつつ、静嘉堂、東洋文庫の所蔵する国宝12点、重要文化財31点を含む美術工芸品、古典籍などに三菱経済研究所の所蔵作品をあわせて貴重な作品群100点余りを展観します。
また、本展は静嘉堂と東洋文庫の所蔵品が一堂に会する貴重な機会となります。
三菱の至宝展のみどころ
国宝12点・重要文化財31点を展示
見どころは、12点が出品される国宝の数々。世界に3点のみ現存するとされる茶碗《曜変天目》、俵屋宗達の大胆な源氏絵である《源氏物語関屋澪標図屏風》、そして南宋時代の山水画の名作とされる《風雨山水図》などの魅力にふれられる。加えて、31点の重要文化財も展示します。
古典籍や漢籍も
また、静嘉堂と東洋文庫が有する古典籍や漢籍・和書・洋書も公開。中国最古の詩集の唐時代の書写本『毛詩』、日本でも影響力をもった中国の名文集『文選集注』、そして東西交流史における重要な資料であるマルコ・ポーロの『東方見聞録』などを見ることができます。
大茶会の道具組を特別再現
さらに会場では、豊臣秀吉が京都・北野天満宮で開催した茶会を再現した、1936年の大茶会「昭和北野大茶湯」の道具組も展示。南宋から元の時代に作られた青磁器《青磁鯱耳花入》や《墨跡 額字断簡「湯」》などからは、当時の茶会の雰囲気を感じることができるでしょう。
イベント名 | 三菱創業150周年記念 三菱の至宝展 |
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開催期間 | 2021/06/30(水) ~ 2021/09/12(日) |
最寄り駅 | 二重橋前〈丸の内〉駅(徒歩3分) / 有楽町駅(徒歩6分) / 東京駅(徒歩5分) / 日比谷駅(徒歩3分) |
時間 | 開始:10:00 終了:18:00 備考: 会期中展示替えがある予定 ※入館は閉館の30分前まで |
料金・費用 | 一般 1,700(1,500)円、高校・大学生 1,000円、小・中学生 500円 ※( )内は一般の前売料金(前売料金は大学生以下、ペア(一般)の設定なし) ※障がい者手帳を持参の方は半額、その付添人1名まで無料 |
お問い合わせ | ハローダイヤル 電話番号:050-5541-8600 |
主催 | 三菱一号館美術館(三菱地所株式会社)、公益財団法人 静嘉堂、公益財団法人 東洋文庫 |
オフィシャル サイト |
三菱創業150周年記念 三菱の至宝展 |
注意事項 | ※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、開催日程が2021年に変更となりました ※最新情報は展覧会サイトにて随時更新 |
備考 | 毎週月曜休館 |